電気工事士のキャリアプランとは?必要な資格もご紹介!

皆さん、こんにちは。神奈川県高座郡寒川町を拠点に、電気工事や空調換気工事、リフォーム工事などを行っている株式会社エビスです。神奈川県全域だけでなく、場合によっては東京や千葉、静岡まで対応しています。


電気工事でお困りの方がいれば、小さな現場から大きな現場まで規模を問わず対応できる技術力を身に付けている職人が多く在籍しています。そんな株式会社エビスは、電気工事士が活躍できる会社です。


電気工事士とはどのような仕事なのかよくわからない、という方のために、本記事では電気工事士について詳しく解説します。「手に職をつけたい」「電気業界に興味がある」という方はぜひ、参考にしてみてください。




■電気業界には2つのキャリアパスがある



電気業界には2つのキャリアパスがあります。電気業界には、さまざまな職種がありますが、どの職種を選んでもキャリアアップが可能です。


企業によって多少の違いはあるものの、昇進や昇給が可能な点がポイントです。これから電気業界で働きたい、という方のために、ここでは電気業界のキャリアパスについて詳しく解説します。


・管理職や経営層を目指すキャリアパス

電気業界に限らず、多くの企業では管理職や経営層を目指すキャリアアップの道が用意されています。電気業界では、企業によっても違ってきますが、一般的に施工管理や主任、リーダーなどを経験したのち、課長や部長といった管理職や経営層への昇進ができます。


また、昇進する以外にも、経験を生かして独立し、会社を立ち上げることもできます。ただし、管理職への昇進が可能とはいえ、席は限られています。そのため、だれもが年数を経れば簡単に昇進できるというわけではないことは覚えておきましょう。


・専門職を極めるキャリアパス

電気業界には職人気質の方も多く在籍し、自身の技術に自信と誇りを持っている方もいます。生涯ものづくりに携わりたいと感じている方は少なくなく、そういった方はあまり出世などに興味がない場合もあります。


逆に、出世して書類仕事ばかりになってしまうことを嫌う方もいるでしょう。そういった場合は、技術力を磨いて専門職として極めていくことが可能です。


その道のスペシャリストとして主任技師や首席技監などといった役職に就き、後進の指導を行うこともできるでしょう。




■電気技術者の場合



さまざまな職種がある中で、電気技術者であれば入社すると見習いからスタートし、技能者、職長と階級が上がっていき、最終的に電気技術者のスペシャリストである上級職長にステップアップすることができます。


電気技術者は、現場には欠かせない電気の専門家であり、上級職長ともなれば、どのような現場にも対応できるその道のスペシャリストといっても過言ではありません。それぞれの役職について、特徴などを把握しておきましょう。


・見習い

一番初めになるのは、見習いです。見習いの仕事は、電気工事の補助的業務であり、資格がなくても可能な点が特徴です。


そのため、見習いで入社した場合は、まずは仕事の流れや施工図の読み方などを覚えながら、必要な資格を取得していきます。見習いの時点で取れるだけの資格を取っておくと、後々さまざまな仕事を任せてもらえるようになるでしょう。


・技能者

技能者ともなると、一通りの資格を有しているだけでなく、現場の仕事の流れもある程度把握できている状態です。職長から指示を貰うことで現場仕事をこなすことができ、さまざまな現場に赴き、経験を積んでいく時期でもあります。


・職長

職長は、現場の技能者を束ねて管理を行う役職であり、現場監督のような役割があります。工事の指揮を執るだけでなく、安全対策も職長の仕事です。安全に、かつ予定通りに工事を仕上げるためには、職長の能力が問われます。


・上級職長

上級職長の仕事も職長と変わりありませんが、職長の中でもより技術力が高く、スペシャリストとして特化している方が上級職長となります。




■施工管理の場合



施工管理の場合は、入社したらまずは補助者として経験を積むことが大切です。その後に現場代理人や工場課長、工場部長などというようにキャリアアップしていくことができます。それぞれの役職について、どのような仕事なのかを詳しくみていきましょう。


・補助者

施工管理の補助者とは、現場代理人の補助をする仕事です。例えば、図面の作成から現場の写真撮影、現場代理人の意向を技能者に伝えることなどが仕事です。その他、資材の発注も仕事のうちで、その資材の搬入時のチェックも行わなくてはなりません。


・現場代理人

現場代理人とは、社長の代理人として工事現場を取り仕切る役職のことであり、いわゆる現場監督の役割が期待されます。工事全体を管理しなくてはならず、安全管理はもとより工事の手順や方法を把握し、日程通り工事が進むように進捗管理も行う必要があります。


・工事課長や工事部長

工事課長や工事部長になると、現場代理人が受け持つ工事現場を、組織的に管理しなければなりません。現場代理人の育成を行ったり、適切な支援を行ったりするのも、工事課長や工事部長の仕事といえます。




■CADオペレーターの場合



CADオペレーターの場合は、入社直後はCADソフトの取り扱いに習熟しなければなりません。そのため、とにかく設計に従って正確に図面を引くことが仕事といえるでしょう。


CADオペレーターにとって重要な点は、「CADで正確に図面を引く」という部分です。図面に間違いがあっては、工事自体がうまく進みません。


ひどいときには、工事のやり直しも必要になってしまう可能性もあります。そのため、CADソフトをうまく使いこなし、素早く正確に、設計通りの図面を引く経験を積んでいきます。


経験を積んで設計の知識を習得することができれば、自ら設計するCAD設計士になることも可能です。




■電気工事士が取得したい資格5選



電気工事士の資格にはさまざまなものがありますが、取得するのにどれでもよいというわけではありません。必要とされる資格や持っていると役に立つ資格などがあるため、どのような資格を取得していきたいのかを把握しておく必要があります。


また、資格にはそれぞれ取得するための条件があるため、条件を満たしているかどうかもチェックしておく必要があります。


そのほか、将来どういった道に進みたいのかを計画しておき、自分のキャリアプランに応じて必要な資格を取得しましょう。


ここでは、電気工事士が取得しておきたい5つの資格について、詳しく解説します。電気工事士を目指すなら、ぜひ取得を目指してみてください。


1.電気工事士(第一種・第二種)

電気工事士は国家資格で、第一種・第二種の2種類があります。主に電気設備の工事・取扱いのための資格であり、一種と二種の違いは、取り扱える電圧の幅の違いです。


第二種電気工事士が取り扱えるのは、600V以下の電気設備です。電気設備の中でも低圧で受電している物が該当し、配線工事や電気工事などは主に一般住宅や小規模施設・店舗を担当します。


第一種電気工事士の資格を取得すると、低圧で受電している設備だけでなく、高圧で受電している設備も取り扱いができるようになります。


そのため、ビルや工場、病院、大型施設などといった場所の配線工事・電気工事が取り扱えるようになります。どのような現場にも対応できる点が、第一種電気工事士の特徴といえるでしょう。



2.電験三種

電験三種もまた、国家資格であり、第一種から第三種まであります。資格の主な内容は、自家用電気工作物に関する保安・監督となっています。それぞれの資格の違いは、取り扱いができる受電設備の規模です。


電験三種は、正確には第三種電気主任技術者と呼ばれる資格であり、電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物の取り扱いが可能となっています。


電験二種になると、電圧17万ボルト未満の事業用電気工作物なら取り扱うことができるようになります。もっとも難しい電験一種なら、事業用電気工作物であればどのようなものでも取り扱うことが可能となります。


とはいっても、高圧受電の電気設備のほとんどが6,600Vで受電しているため、基本的には第三種を取得していれば、問題がありません。


ほとんどの現場で対応することができるからです。一般的な業務としては月に一度、もしくは年に一度の定期点検です。


その他、新しく建てられた建物の場合は、竣工検査もあります。資格を取得しているというだけで、電気に関する知識があることが証明できるため、他社からの評価につながるでしょう。


3.電気工事施工管理技士

施工管理技士という資格は複数ありますが、その中の一つであり、電気を取り扱う資格が電気工事施工管理技士です。


電気工事施工管理技士も国家資格であり、1級と2級があります。2級の資格で取り扱えるのは一般建設業の電気工事で、1級になると特定建設業の電気工事を取り扱うことが可能です。


具体的な業務内容としては、電気工事の施工計画の作成から工事の工程や安全、品質の管理などを行います。また、電気工事の監督まで行える資格のため、電気工事士としてスキルアップを狙うなら、おすすめの資格といえるでしょう。


4.電気通信工事施工管理技士

電気通信工事施工管理技士もまた、施工管理技士の一種であり、電気通信工事に関する資格です。


令和になった年に新しく作られた資格であるため、まだ持っている方も少ないため、取得しているとそれだけで電気通信に関するさまざまな仕事を任せてもらうことができるでしょう。


1級と2級があり、1級を取得することで特定建設業における電気通信工事に関わることができます。主な業務としては、ネットワーク設備工事や情報設備工事などがあります。


5.工事担任者

工事担任者は、さまざまな端末を取り扱うことができる国家資格であり、設備工事の監督などもできます。


総合通信、デジタル通信、アナログ通信の3種類があり、ネットワーク関係の仕事であるため、今後も需要が期待できる資格です。




■まとめ



電気工事士は、現代社会を支えるための重要な仕事であり、今後も多くの需要がある仕事です。株式会社エビスは、社員が働きやすい環境を用意し、個々の能力もきちんと評価できる体制を作っています。

能力があれば給与・役職にきちんと反映されるため、高いモチベーションを維持できるでしょう。


また、資格取得のためのサポートも行っているため、資格を取得して知識力や技術力を高めたいといった意欲のある方も歓迎しています。


現在募集している職種は、現場責任者やCADオペレーターです。また、当社では経営の右腕として活躍頂くので、管理職などを希望する方も募集中です。技術職として相応の評価をしてほしい、地元で働いて人々に笑顔を届けたいという方は、ぜひ応募してみてください。


採用情報はこちらからご確認ください。

https://www.yebisu-inc.jp/recruit